Case Study 新規事業関連


大手エネルギー会社 新規事業立案支援

サマリ

・大手エネルギー会社向けに、新規事業立案支援を実施
・クライアントは、新規事業の経験や対象業界の知見が少ない状況
・それを受け、当社の新規事業立案や対象業界の知見を活かした支援を実施
・結果として、社内稟議が下りる事業計画書の策定やパートナー決定ができた

プロジェクト概要

 ◆クライアント
 大手エネルギー会社

 ◆プロジェクト
 新領域の新規事業立案に伴う支援全般

クライアントの状況/課題

 ・本業は、人口減少や規制の変化により、先細りが懸念されている状況。
 ・そのため、新しい業界での新規事業を企画。しかし、社内に新規事業を成功させた実績が乏しく、経験のある従業員も少ない状況。
 ・従業員数万人の超大企業であり、縦割りの組織となっている。そのため、新規事業プロジェクト実行時には、PMOが必要な状況。
 ・加えて、古い体質の風土の企業(公務員気質)であり、社内稟議や役員報告には相応の報告内容、時間を要する。

クライアントニーズ

 ・対象業界での新規事業の立案
 ・大企業の企業文化を理解した上でのプロジェクトの推進
  (社内メンバーも巻き込んだ推進、社内稟議の通る説明対応、社内用説明資料作成等)

コンサルティング実施内容

1.業界分析・3C分析の実施、企画アイディア創出

 ◆市場・競合分析
 ・パートナー候補インタビューによる業界事情の収集、定量データに基づくファクトの収集
 ・収集した情報を基に、各種分析を実施(業界分析、競合分析、顧客ニーズ分析等)
 ・サービス提供先企業の課題、ニーズ、ソリューションを仮説立案

 ◆自社分析
 ・自社の競争優位性分析(QCDS等)
 ・自社の既存商材とのシナジー分析
 ・自社の営業体制分析

 ◆その他
 ・企画アイディア創出
 ・パートナー候補選定

2.事業戦略・事業計画策定

 ◆事業戦略策定
 ・事業ドメイン設定
 ・参入スキーム策定
 ・パートナー企業選定

 ◆営業/組織戦略
 ・営業戦略策定
 ・組織体制・人員計画策定

 ◆数値シミュレーション
 ・PL/BS/CF計画作成
 ・投資計画作成
 ・各種KPI作成
 ・撤退基準作成

3.実行支援

 ・役員説明、外部説明対応
 ・パートナー企業対応
 ・事業立上支援

成果/効果

 ◆外部コンサルタントとのプロジェクト協働推進によるノウハウ共有
 ・外部コンサルタント数名とクライアント企業の従業員とでチームを編成しプロジェクトを実施。
  コンサルタントのプロジェクトマネジメント方法の共有、分析・戦略策定手法の共有等実施。
 
 ◆自身の知見(金融ビジネス、中小企業の実態)を活かした新規事業の企画
 ・金融ビジネスの知見があるため、業界実情を理解した上での戦略立案や企画立案ができた点。
 (一般的な業界分析だけでは有効な戦略が立てにくいことから、パートナー交渉もスムーズに対応することができた)
 ・対象顧客としている中小企業の実態に関する知見の提供(大企業の社員が認知していない中小企業の実態)
 
 ◆実効性の高い事業計画の立案
 ・戦略面からのアプローチに加えて、営業面やバックオフィス業務等の実務面からのアプローチでの検証も実施。
 ・多くの財務シミュレーションの実施と詳細な財務3表計画の作成(上場企業であるため詳細な財務計画は必須)
 ・事業拡大や事業撤退の判断もできるKPIの作成、役員報告用資料の作成

大手SIer 新規事業立案支援(0→1)

サマリ

・大手Sier向けに、0→1の新規事業の立案を実施
・クライアントは、新規事業やM&Aの知見と経験が少ない状況である中、今期中の企画立案がミッション
・これを受け、次の3つの観点から将来のビジネスチャンスを整理し、その上でビジネスモデル案を複数作成
 (A.顧客のペイン、B.メガトレンド、C.海外事例)
・その後、3つの観点から事業性評価(A.事業規模、B.実現可能性、C.新規性)を実施し、パートナー候補を選定

プロジェクト概要

 ◆クライアント
 大手SIer

 ◆プロジェクト
 大手SIerへの新規事業立案支援(0→1)

クライアントの状況/課題

 ・担当事業部は、新規事業の経験やM&Aの知見が少ない状況
 ・一方で、上層部からは今期中の企画立案のミッションが出ている状況
 ・新規事業を行う対象業界は決まっているものの、具体的なビジネスモデルの検討は未対応

クライアントニーズ

 ・将来の事業基盤となりうる新規事業の企画
 ・パートナー候補企業の選定
 ・上層部への報告対応(大企業であるため社内のお作法を理解した上での対応が求められる状況)

コンサルティング実施内容

1.業界分析の実施

 ・対象業界の分析を実施

2.将来のビジネスチャンスを整理(以下の3つの分析から)

 ・顧客のペイン分析
 ・メガトレンドから10年後の状況を予測
 ・海外事例調査の実施

3.複数のビジネスモデル案の作成(2.を基にアイディエーションの実施)

4.事業性評価とビジネスモデル候補の決定

 ・次の3つの観点(①事業規模、②実現可能性、③新規性)から、各ビジネスモデル候補を評価
 ・ビジネスモデル候補の選定
 ・選定されたビジネスモデルの収支シミュレーションの実施

5.パートナー候補企業検討

 ・パートナー企業の要件整理
 ・パートナー候補企業のリストアップ
 ・パートナー候補企業の選定

成果/効果

 ・将来のメガトレンドや海外事例も踏まえた企画の立案
 ・数あるパートナー候補の中から、要件に基づく候補企業をリストアップ

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